花屋さんにも鉢花が得意な花屋さんもあれば、花束が得意な花屋さん、アレンジが得意な花屋さんなどいろいろあります。店頭やインターネットのホームページ上から判断するのは、難しいと思います。スーパーの中の花屋さんは、切花3~5本を透明のセロハンでくるんだ束を作るのが得意です。
花屋さんによって、仕入れる切花の等級が違います。切花の等級は、品質が秀が一番翌、次に優、次に良、次に外となります。長さによっても長い品物の良い花から、3L~2L~L~M~Sとなります。花屋さんは秀2Lの花とか呼びます。
お悔やみの花は、花束にしろアレンジにしろ等級の低い花では、作るのが難しいので等級の高い品質の良い花をそろえている花屋さんを選ぶことがまず第一歩になります。
次にこの品質の良い花を使ってお客様の要望するお悔やみの花を作る技術とセンスを持ち合わせているかが問題になります。
よくフラワーコンテストの何とか賞受賞とかという宣伝をしている花屋さんもあります。否定するわけではありませんが、花屋業界のコンテストとか受賞とかは、主催する身内の花屋が審査しているので、あまり信憑性がありません。ですからコンテストに参加する花屋さんはごくわずかです。参考程度にして下さい。
フラワーコンテストによっては、少数の役員でコンテストに参加して役員で審査するというのもありますし、商品というよりは芸術作品のようなコンテストもあり、花屋業界の中でもコンテスト自体のあり方も賛否両論あるのが現状です。
当サイトでは、お供え(お悔やみ)の花を得意とする花屋さんを無料で紹介致します。
値段が安いという理由だけで業者を決めてしまうと依頼したお悔やみの花があまりに貧弱だと後で後悔することになります。
専門店の花屋も量販店も同じ生花卸売市場から、花を仕入れています。なぜお花の価格が違ってくるのでしょうか?お花も他の商品と同じように等級(グレード)があります。等級の良いもの(仕入れ金額の高いもの)を「秀」といいます。次に良いものを「優」といいます。その次に良いものを「良」といいます。また、切花は茎の長さにより3L~Sまで等級が分かれており、長いものほど仕入金額が高くなります。
上記の2つの等級を合わせて、「秀2L」とか「秀L」とか呼び、切花の卸金額が市場でのセリ(※)によって決められ、お客様が購入される花屋さんでの販売価格が決まってきます。
※セリ 花き市場の大部分で、コンピューターを使った自動せり機による「機械せり」が行われています。せり時計と呼ばれる電光表示板(写真の上部参照)に情報が流れ、せり人が示す品物を見ながらせりを行っていきます。せりのスタートと同時にせり時計が動きます。花きのせりは、他と違い、高い値から下げていく「下げぜり」方式です。買い手は、表示板の中の半円形で示される値段の下がる動きを見て、ほしい値段の時、手元のボタンを押し、瞬時に値段を決めていきます。
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