法事の料理とは


住職の読経の後、施主が出席者を招待して行なう食事をお斎(おとき)と言います。住職や出席者に対するお礼の気持ちを示した席であり、出席者で故人の想いで話をして偲ぶ目的があります。お斎(おとき)を省く場合、法要後、施主が挨拶を行なう時のその旨を告げ、返礼品等をお渡しします。また、住職のみ席に参加されない場合、御膳料という形でお金をお包みするかお食事を別に手配してお届けするのが一般的です。

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法事の食事の席でも、法事と同様に席順を決める必要があります。まず、住職には、上座の中でも最も故人に近い席に座ってもらいます。親族を代表する人に住職の隣に座ってもらい、住職のお相手をしてもらいましょう。次の席以降は、親族以外の参列者に座っていただき、親族には末席に座ってもらい、一番末席に施主とその家族が座ります。

                                                                                                   

 

法事の食事は、参列者をもてなす席ですので、住職以外は、故人との関係が近い人ほど下座に座るということになりますが、あまり形式にこだわらずに会話がしやすいように配慮して座ってもらうのも一つの方法です。

 

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法事の食事の料理の金額は、地域によって様々ですが、おおむね3,500円~5,000円が多いです。お寺で法要を行った後、そのお寺で食事をするケースや、近くの飲食店、ホテルなどで行うケース、ご自宅に戻って食事をするケースがあります。どの会場で行うかによって、金額が変わってきますので、あらかじめ問い合わせておきましょう。

 

法事の料理の内容は、正式には精進料理をお出しするものでしたが、最近ではそういった形式へのこだわりがなくなってきています。ホテルでの会食や仕出し弁当など、出席者に合わせたスタイルが増えてきています。

 

お寺で食事をする場合は、飲食店などに移動しなくてよいというメリットがあります。デメリットは、仕出し料理屋さんが料理を運んできて、配膳のスタッフが専属でつくことになるので、その配膳スタッフの人件費が料理の料金に含まれてくるので、料理の金額が人件費分だけ高くなることを頭に入れておいて下さい。

 

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飲食店で法事の食事をする場合は、お寺で食事する場合と違い、配膳のスタッフが専属というわけでなく、お店にいて店内のお客様の配膳を担当するので、配膳スタッフの人件費は、それほど掛かりませんが、お寺から食事をする飲食店に移動するための手段を考える必要があります。供養ですので、お酒を飲める方には、お酒を勧めたいとこです。

 

人数が少ないのであれば、ご自宅での食事をお勧めします。仕出し料理店の依頼すれば、予約した時間に料理を届けてくれます。配膳専用のスタッフもいらないので、人件費が掛かりません。小さな子供がいる場合に、周りに気兼ねなくお食事をすることができますし、ごじたくであれば運転手の必要もないので、お酒を飲むことも自由です。今は、食べ終わった食器も洗わないでそのまま返却できるようになっていますので、女性の方も片づけの心配がありません。