葬儀生花（供花）とは
花屋さんには、結婚式の花が得意な花屋さんもあれば、観葉植物など造園屋さんに近い分野が得意な花屋さん、お悔やみや葬儀の花が得意な花屋さんなどそれぞれ得意な分野があります。葬儀のお花を手配する時に葬儀などお悔やみ花が得意な花屋さんにお願いするのが失敗しない葬儀花を選ぶ上で重要なことになります。
葬儀の花を葬儀場、ご自宅などにお届けするにもマナーやルールがあり、あまり慣れていない花屋さんに依頼をすると結局その葬儀を施主様から依頼されている花屋さんが、みなさんの知らないところでいろいろ対応しているので問題なく葬儀場にお花が飾られています。
葬儀の際に送る花としては、基本的には白を基調とした花となります。最近は白色や菊の花ということにとらわれずに故人の好きだった花や色相の葬儀供花(生花）を選ぶ方が多くなってきました。バラなどトゲのある花は葬儀供花(生花）にはふさわしくないとされてきましたが、こちらも最近は故人が好きだったとか親族の要望があればバラで葬儀供花(生花）を作るケースが増えてきています。
供花(生花)の金額相場としては、15000円～20000円が多いようです。通夜と告別式が同じ場所で行われる場合には、通夜の段階で贈るようにします。通夜が開始される時刻の1時間半～2時間前くらいには届くように手配しておくと良いです。前は、葬儀社に葬儀の打合せ時に葬儀供花(生花）も依頼することが一般的でしたが、花屋さんに依頼するケースが増えてきました。というのも葬儀供花(生花)というと菊の花にユリ、ランの花を足すというものでしたが、最近では故人の好きだった花や色相の様々な洋花の葬儀供花(生花）が主流となってきているからです。ただ葬儀の手配になれてない花屋さんですと、宗教に合った花や葬儀会場の状況など事細かに伝えないといけなくなりますので、手間がかかってしまう場合があります。
慣れている花屋さんであれば、宗教についてや葬儀会場の雰囲気などを花屋さん側から確認してもらえますので、葬儀の花の手配を扱っている花屋さんを選択することが重要です。
一般に葬儀生花とは、供花と呼ばれており「仏または死者に花を供えること。また、その花。」の事を言います。
読み方は「きょうか」といい、「くげ」と読ませる場合もあるそうです。葬儀場の祭壇の両脇に飾ることが一般的です。
葬儀花迷ったら？
葬儀生花をどうするかは、遺族との距離感が基準になります。（知人、同僚、ご近所）