法事の引物は、お茶・海苔・砂糖など「食べて無くなってしまうもの」や、タオル・シーツ・石鹸など「使えば無くなるもの」が定番の商品でした。現在でも引き物の定番商品は、消耗品や日常の実用品などです。これは不祝儀はいつまでも残さないという考えからきているそうです。持ち帰ることを考えて、あまり重いものは避けます。日持ちしてかさばらないものがいいです。　花屋求人こちら

最近では、自分の欲しいものが選べるカタログギフトも人気の商品です。お菓子にするときは、日持ちする焼き菓子などを選ぶといいです。引物でで選んではいけないものは、魚、肉など神事にで使われるものは避けた方がいいです。

法事に招待するのは、故人と親子関係だった人、兄弟姉妹だった人を中心に、故人の親族、知人や友人などです。一般的な手順としてはあらかじめ日時と会場を手配した上で僧侶を招いて読経を行ってもらい、参列者にはお斎と呼ばれる会食を振舞います。

法要の際にお墓まいりをして、納骨がまだの場合はこの日に合わせて納骨をします。納骨する時は石材店を手配します。施主側は参列者にはあらかじめ、招待状を出して出欠を確認しておきます。参列者は、法要の際は御供物料や、 お花、御香料などを手配します。このため、法事では参列者に対してお返しとして引き出物を準備するのがマナーになります。引き出物には、お返しという意味だけではなく、来てくれた方に対するおもてなしのお土産という意味があります。引き出物は同一家族で参列する場合は一所帯に一個でよいとされています。法事の引物には来てくださった方へのお礼の意味とお返しという両方の意味合いがあるので、お返しの仕方もその両方の意味合いに合わせて行います。基本的には法事に参列して下さった方には、会食でおもてなしをし、引出物をお渡しすることがお返しになります。

法事の時に会食を行わない場合には代わりにお酒や折詰弁当などをお持ち帰りいただきます。法事に欠席し、お金や品物だけを送ってくださった方にはお礼状を添えてお返しの品を送ります。

受け取った金額の半額くらいが一般的に目安となります。法事の当日に引き出物としてお渡しする場合はいただいた金額を確認してから準備するのではなく、あらかじめ品物を用意しておく必要があるのでどのくらいのものをいただくのか検討をつけてこちらも準備しておく必要があります

法事のお礼として、招待客に贈ります。一世帯に一つ。（2000円～3000円程度の品）
・掛け紙・水引き・・・黒白・結び切り・のしなし（一般的）
・表書き・・・「志」「粗供養」が一般的。『志』は宗教を問わずに使うことが出来る。
『志』の下に施主の名前（通常：名字または○○家）を書く。

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